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オリジナルの商品を開発するためにデザイナーの方に仕事の依頼をしようとしてます。
前職では売買基本契約とか、業務委託契約をしたことがあるのですが、今回どんな契約にしたら良いか調べてみたことを記事にまとめてみたいと思います。

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デザインの製作依頼をするときに一般的にどれだけ契約が結ばれるものなのか分からないのですが、製作されたデザインは著作権があると思うので取り決めの契約をするべきだろうと考えました。商品用に描いてもらったイラストがあったとして、依頼主にとっては他の会社の商品に使われたら困るでしょうし、デザイナーにとっては作品展を開くときや作品集をつくるときに商品のイラストを使いたいとでしょうからあらかじめ決めておくほうが良いと思うからです。

著作権について、ウィキペディアの記載では「言語、音楽、絵画、建築、図形、映画、コンピュータプログラムなどの表現形式によって自らの思想・感情を創作的に表現した著作物を排他的に支配する財産的な権利」ということです。
何かしら創作したものは著作権が発生するので、他の人が勝手に印刷して商売に使ったりしてはいけないことになります。

著作権(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9

では、デザイナーに仕事を依頼する場合、著作権についてどんな取り決めが必要になるでしょうか。
パターンとしては、デザイナーから著作物の利用について了解を得る契約(利用許諾契約)と著作権の譲渡を受ける契約(著作権譲渡契約)があるようです。

著作権に関する契約について-文化省
http://chosakuken.bunka.go.jp/chosakuken/keiyaku_manual/1_1_2.html

どちらが良いかはケースによって異なるので、話し合いによって決めることになるようです。

利用許諾契約だと・・・
・依頼者はデザイナーの許可範囲で印刷・WEBサイトでの使用、販売、翻案(細かい点を作り変えること)ができる。
・依頼者は第三者に著作物の利用を許可できない。
・依頼者はデザイナーの意思に反する公表や改変はできない。
・デザイナーは著作物を印刷やWEBサイトで使用したり、展覧会へ出品したりできる。
→デザイナーの権利範囲が大きい。
単発の商品デザインならこちらの契約の方がデザイン料金も安く、デザイナーからも好まれる契約になるのではと思います。

著作権譲渡契約だと・・・
・依頼者は著作物を印刷やWEBサイトで利用したり、販売、譲渡、翻案(細かい点の作り変えること)ができる。
・依頼者は第三者に著作物の利用を許可できる。
・依頼者は著作者の意思に反した公表や改変はできない。
・デザイナーは印刷、WEBサイトでの使用、展示するために依頼者に許可を得る必要がある。
・デザイナーは依頼者に許可なしで、第三者に提案や納品することはできない。
→依頼者の権利範囲が大きい。
デザイナーが自由に作品を扱えないので、デザイン料金が高くなると思われます。ただ、商標や意匠登録をするような商品や会社のロゴのような場合はこちらの契約になるのではと思います。

今は実際に仕事を依頼するための準備として下記のサイトの契約書案を参考にして内容を吟味しています。
イラストレーターの方の目線での作成された案になるので、仕事を受けられる側にとっても不利でない内容になると考えています。

絵仕事依頼・受託時の契約書文例
http://ngk.xii.jp/text/copyright_non_assignment.html

※今回の記事の内容について詳細は専門書等を参考にして下さい。

ただ、個人的には契約を結んだ方が良いとは思うのですが、依頼ができなくなるぐらいなら必ずしもこだわるべきではないとも思ってはいます。以前輸入商品についての契約をどうするかセミナーに参加したことがありますが、そのときは単発の取引なら契約より実質的には支払方法を決める方が大事ということでした。著作権についても口頭ででもどうしたいか両者で話ができていて記録に残しておけば契約と同じ効果が得られると思います。→口頭でも契約になるともセミナーの講師の方から聞きました。

参考:
ミプロビジネスセミナーに参加しました(輸入ビジネスと知的財産権)
http://blog.bosai-dash.com/?page=1&cid=3

あとは、私が熱望するデザイナーの方が仕事を引き受けていただけるかが重要なところです・・・。
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防災ショップ ダッシュ
http://bosai-dash.com/
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