防災ショップダッシュのお店リンク→ http://bosai-dash.com/


今週もミプロ(対日貿易投資交流促進協会)のビジネスセミナーに参加しました。



「輸入ビジネスと知的財産権 侵害リスク回避のHOW TO」という内容で、2015年度に複数回開催された知的財産権セミナーのまとめの回ということでした。
防災ショップ ダッシュは日本にない防災アイテムの輸入もしているので、このセミナーはいつも参加しています。

ミプロ(対日貿易投資交流促進協会)

特許権、意匠権、著作権、商標権、不正競争防止法について輸入時に気をつけるポイントや判例の紹介がありました。
どの知的財産権を取るとどんな商品を販売するときに効果的なのかや意匠や商標を取得していなくても不正競争防止法でどう守られているのかを知ることができました。

セミナー後にさらに調べたことを含めて、今回は並行輸入が認められる条件について記事にしてみたいと思います。

すでに日本国内で流通している商品を海外から販売目的で輸入することが並行輸入になります。
日本では自由な商品流通ができることによる経済発展と国民の利便性や利益を考えて並行輸入を一部許容しています。

ただ、並行輸入が認められるためには「商標権」について次の条件を満たす必要があります。

1.商品の真正商品性
2.内外権利者の同一性
3.品質の実質的同一性

これはフレッドペリー事件(最高裁判所平成14年2月27日判決)の裁判例がもとになっています。
1は外国での商標権者か、その商標権者から使用許諾を得た者によって商標が適法に付されているかが問われています。
つまりニセモノではなく、ちゃんと商標が取られた商品であるかということです。

2は外国での商標権者と日本での商標権者が同一か同一とみなせる関係があるかが問われています。
外国にある会社も日本にある会社も同じ会社なのだから外国で仕入れたとしても問題がないというリクツです。

3は外国から仕入れた商品であっても品質として国内の正規品と差異がないかが問われています。
外国から仕入れた商品が日本で流通している正規品と異なる製造工程のときは輸入が認められないということです。

参考:輸入ビジネスと知的財産権 初心者のための「並行輸入を学ぶ」対日貿易投資交流促進協会発行(p. 8)

ホンモノを輸入する場合でも2の内外権利者の同一性を満たせているかの判断は難しいと思われましたが
上記資料p.9では別の判例から説明がありました。

テクノス事件(東京地方裁判所昭和53年5月31日判決)より、
「同一人と同視しうるような特殊な関係」として、ヽ姐饐ι幻⊆圓両蟻を得て商標権を取得した場合、外国商標権者から商標権を譲り受けた場合を示されています。

このことから日本で正規品を販売している会社が外国の製造元と異なる社名であったとしても ↓△鯔たさない場合はほとんどないと思われるのでホンモノであれば並行輸入は可能だということになります。


「特許権」については次の判決があります。

(わかりづらいのでこの後にもう少し要約します・・・)
BBS事件(最高裁判所平静9年7月1日判決)より、
「・・・我が国の特許権者または同一視し得る者が国外において特許製品を譲渡した場合においては、特許権者は、譲受人に対しては当該製品について販売先ないし使用地域から我が国を除外する旨を譲受人との間で合意した場合を除き、当該製品について我が国において特許権を行使することは許されないものと解するのが相当である。」とあります。

つまり「日本での販売不可」、「中国国内のみの使用」と記載が入っていない商品なら並行輸入しても権利侵害にならないとういことです。



セミナー後に輸入商品の商標について最近気になったことを弁護士の講師に質問もしてみました。

「ある輸入商品で、商標を勝手に取得して商品名を変えて販売されていると思われる会社がありました。
人気商品の販売を独占したくて、商標取得したのだと考えますが、このような商標取得はどの点が問題になるでしょうか」と尋ねたところ、単に無効な商標となるということでした。
海外の製造元に話を通していないで商標取得しても意味はない、ということです。

もし、商標を取ったからあなたの店では販売できませんよ、とそのような会社から連絡があった場合には海外製造元に確認を取ってみると良いのではと考えました。

知的財産権の効力については判例にもとづいて説明がありますが、判例文が分かりづらいのでムズカシク思いますね。
ですが、どこまでが大丈夫なのかを知っておきたいのでさらに調べてまた続きを書いてみたいと思います。

防災ショップ ダッシュ

こちらの記事もご覧ください!
不正競争防止法についてのお勉強
ミプロビジネスセミナーに参加しました(自分でできる商標検索)
意匠登録の調べ方 箱型防災セットの例
ミプロビジネスセミナーに参加しました(輸入事業者のための電気用品安全法 PSEマーク)

★ブログの末尾にあるツイッターフォローしていただけると記事更新をお知らせできます!!

防災ショップダッシュのお店リンク→ http://bosai-dash.com/


当店では防災にも使えるアウトドア製品なども販売しています。

米国Matador社の高機能なレジャーシート(ポケットブランケット)も扱っています。
米国Amazonでもお客様の評価を確認できます。気になるようでしたら当店のページへ!

Matador ポケットブランケット←←ご購入はこちら

 



サンフレア ミニソーラーオーブン
燃料が入らず、太陽光で調理ができます。バックパックにも入るぐらいの大きさなので登山、キャンプ、屋外イベントのときにも活躍します。
→→ミニソーラーオーブンの商品ページはこちらです←←



スクラバウォッシュバッグ Scrubba wash Bag
キレイなライムグリーンの手動洗濯袋です。電気が止まっていても洗濯できます。水の量も洗濯機の1/10に抑えられます。
海外旅行や長期の合宿、出張時にも使用できます。荷物を減らせる便利商品で、見た目もオシャレなので大人気です!!
→→スクラバウォッシュバッグの商品ページはこちらです←←

コメント
コメントする