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東日本大震災から5年経過しようとしています。



大きな被害をもたらしたこの地震(東北地方太平洋沖地震)は宮城県仙台市の東方沖70kmの太平洋の海底を震源として発生し、巨大な津波が東北地方から関東地方の太平洋沿岸部に押し寄せました。

今日の記事では、この地震をきっかけに整備された日本海溝海底地震津波観測網(S-net)について調べたことをまとめてみたいと思います。
震災の復興はまだまだかもしれませんが、確実に進んでいるすごい取り組みもあるということを伝えたかったので記事にしてみました。


S-net整備の背景として、東北地方太平洋沖地震のときには津波の規模の予測や地震の前兆現象の観測ができる設備が整っていなかったことから計画されました。このS-netは防災科学技術研究所によって運用管理をされます。

防災科学技術研究所 日本海溝海底地震津波観測網(S-net)整備事業

2011年時点の地震計の設置場所はほとんどが陸地にあり、わずか数台海底にあるだけでした。
海底に地震計を設置するのはコストがかかると思いますが、ユーラシアプレートに沈み込んでいる太平洋プレートのまさに境界である日本海溝海底で地震は頻発しているので、ここを観測するのは利にかなっていると考えます。

このS-netで北海道、東北地方、関東地方の太平洋側沿岸部と日本海溝の間に総延長5,700kmもの光ケーブルと150の観測装置が敷かれます。

引用元:防災科学技術研究所 S-net整備事業

図を見ると日本海溝の大陸側はケーブルがうねうねと曲げてあることで東西南北に一定数の密度の観測点があることと日本海溝の太平洋側にも観測点を設けてあることが分かります。
先日参加した震災対策技術展の講演によると各観測地点には地震計と水圧計が備わっているということです。地震計で地震の強弱、水圧計で津波の状況を知ることができるようです。
この観測網によって地震の発生は現在より最大30秒早く検知ができ、津波は20分早く検知ができるとのことです。



引用元:防災科学技術研究所 観測装置着水作業

講演を聴いて興味深く感じたのは観測点の密度を一定になるようにしたこと、検知した情報を観測点からケーブルの両方向に流すことでケーブルに断裂があっても問題が生じづらくなるようにしているということでした。
また観測点にある地震計、水圧計は海底でどんな方向を向いても計測できるものを採用されているとのことでした。
いろいろな面で工夫が行われていると感じました。
広大な場所に設置する重要度の高い設備だと思いますが、十分な情報が得られ、また得られた情報が欠落しづらくなっており、長期間の使用に耐えられるように考えられていると思いました。

S-netによる地震・津波情報の精度・速度向上や地震研究に期待したいと思います。
日本は地震大国ですが、地震の対策技術も世界最高レベルだと思います。
今後も大地震・津波の心配はありますが、真正面からの取り組みができれば乗り越えていけるのではと思います。

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こちらもご覧ください。
以前の記事
震災対策技術展 横浜に参加しました 首都直下地震の可能性のある100年に
第6回「震災対策技術展」宮城に参加しました
RISCON2015(危機管理産業展)に参加しました
阪神・淡路大震災の日

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